安い中古車探しの注意点
最近はオークションなどの個人売買など中古車を購入できる方法が多様化しています。また中古車ショップといってもさまざまで、扱っている車の種類や質に関してもかなりの差があります。もちろん安い中古車などがあると注目してしまいがちですが、なかには詐欺まがいのショップなどもありますので注意が必要です。では安い中古車を買おうとするときどのような点に注意できるのでしょうか。
まず注目できるのがローン金利です。中古車販売店では実質年率5.8%~8.9%ぐらいの金利が一般的だといわれていますが、中古車ショップによってもかなりの差があったりします。車体本体の価格が安いと思って飛びついたものの、金利が高く結局高く付いてしまったというのはよくある話です。また中古車ショップのなかには金利1.9%というような破格の安さを提示しているところもありますが、そのような金利はまずありえませんので、結局車輌価格や諸費用などを上げてバランスをとっている場合がほとんどです。見積の段階で総支払額を明示してもらえば、金利などを含めた値段が見れるようになりますので、気になる車があった時にはまず総支払額を出してもらうようにしましょう。
なかにはさまざまな理由をつけて総支払額を明示しないお店もありますが、そのようなお店は不正をしているような可能性が高いです。同じ点ですが車の値段のなかにある諸経費という項目にも注意が必要です。諸経費のなかには、登録手数料、車庫証明申請代行料、納車費用、法定費用がかかり、車検のない場合にはプラスして自賠責保険、重量税などがかかってきます。車両本体の値段は安く提示してあったものの、この諸経費が異様に高いというケースはよくあるものです。またインターネットなどで安い車を探しているようなときによく見かけるのが、架空の在庫です。実際にはありもしない車両を掲載しておき客をお店に誘導するという詐欺まがいの行為ですが、わりと多くの中古車ショップで行なっていたりします。
これを回避するにはお店に電話をしてから訪問するという方法がありますが、実際に足を運んでみると「たった今売れてしまった」というような言い訳をされることがあります。たしかにこのような詐欺的手段は許されるものではありませんが、車というのはある程度値段が決まっているものですので、掘り出し物といわれるようなものは少ないということを肝に銘じておきましょう。上記の点に注意して本当に安い中古車を探すようにしましょう。
中古車として販売されるには?
大きく分けて二つの方法があります。一つは、車下取りです。もう一つが、車売却です。前者は、メーカーの代理店に売るものですが、後者は、車買取を依頼者の側から見た言い方になります。どちらも、非常にメジャーなものですが、別々なものでもあるため、相違点があります。